ポテチを箸で食べる是非

先日、明石家さんま氏の番組で視聴者からの投稿で、こんな話があったそうだ。

――コンビニでポテトチップスを買ったら、店員さんから箸をつけると言われ、断ったら「手で食べるんですか?」と驚かれた

スタジオでは若い世代を中心とした箸で食べるのは常識派と、さんま氏を筆頭にした手で食べる派で真っ二つに割れた。若い世代では、箸で食べるのは割と常識で、私の周りにも多くいる。ちなみに私はめったに食べないが、食べるとしても手で食べる派。

マジックハンド形のものや、トング形のものなど、手で食べないための専用製品は既に流通しているため、それ自体は驚くことではない。個人的にも手が汚れないとの理由は納得できるし、箸を使いたければ使えば良いとは思う。

ただ1点。あまりにも、当たり前に割り箸を使うことに慣れすぎてることには驚く。

エコの観点からマイ箸を推奨する声もある中で、冒頭に書いた店員さんは、求められてもないのに割り箸をつけている。弁当やサラダを買った人に、自分のエコイズムを押し付けて、箸をつけないパターンもあり、それはどうかと思うが、ポテチの場合は少々違う気がする。

割り箸がエコじゃないかどうかの論議は実に難しく、間伐材などを使用してるため、エコとは関係ないなどの声もある。そのため、割り箸=エコじゃないとすると反論もありそうだが、それにしても、あまりに当たり前にゴミを出すことに抵抗がないことに驚くのだ。

「そんなこと言うなら、カレーも手で食べろよ」なんて声も聞こえてきそうだ。しかし、ポテをチ食べる時ぐらい、手を洗い、食べ終わったら手を洗うのではダメなのだろうか。

スマホやゲーム機を触る時に油まみれになる–

手を汚したくない理由は、ながら時代ならではだ。それならば、お菓子全般に箸をつける必要があるのかもしれない。ともすれば、お菓子メーカーは、駅弁のように箸も中に付属する必要があるのかもしれない。この先も、ゴミが減ることはなさそうだ。

黒宮 丈治
1978年生まれ、福岡県出身。書き手・編み手・企手。30種以上の職を渡り歩いた後、フリーライター/プランナーとして活動開始し、現在は編集者としても活動。ライターとしては取材記事を中心に、エンタメからビジネスまで幅広く執筆。